こんばんは。
今日は先日観た芦田愛菜ちゃん主演の『星の子』について書きます。
あと、少しみつ子の家族についても。
新興宗教に染まっていく家庭
生まれてすぐ原因不明の病に苦しむ赤ちゃんをどうにか助けてあげたい夫婦。
たまたま夫の上司に勧められた「神の水」によって病が助かり、信仰にどっぷりハマるお話です。
(簡単ですみません)
長女のまーちゃんはもともと信仰には無関心。
新興宗教にハマり、周りが見えなくなっていく両親に愛想をつかし、ある日家を出てしまう。
次女のちひろは何の疑いもなく両親と共に信仰を続けていた。
思春期になり信仰に対して「迷い」や「疑問」が生まれる。
「信じる」を問うお話です。
みつ子の家庭も両親が信仰しています。
それだけにこの話は「そうそう!」 「このシーンあったなぁ」など共感する部分が多かったです。
小さいころ学校休んでみんなでバス乗って参拝にでかけたな~とか。(どんどんでる)
しっかり学んでさよならした若かりし頃
大人になった今だから言えますが、昔ほんとに性格悪かったんです。(ぎょえ)
今はどうなのかまだ不安が多いですが、、
小学校・中学校の同級生でいまだに仲良い子が一人もいないんです。
中学校は学年で240人近くいましたから、どんだけ~~!って思い返すと反省です。。
今思うと自分中心で、思いやりが全くなかったと思います。
そんな私に転機が訪れました。
高校卒業後の進路です。
特にやりたいこともなく、家もお金がないと分かっていたので、お金のかからない
宗教を専門的に学ぶ道に進みました。
苦手な集団行動、早起き、半信半疑のお祈り。
気の合う友達ができたことが救いでした。
同じような年代の人たちが一緒に学んでいたのですが、「人のために」っていう
精神の人が多かったです。
そこで「人のために」精神を少し吸収して、地元に帰ったら普通に働いて、
長く付き合える友達ができるようになりました。
どっぷり宗教の世界に浸り、根性叩き直してもらったおかげで今の自分があると思います。
結果、25歳の時に「あれ?私、自分ひとりじゃ何も決められない」って我に返り、
信仰から離れました。
その世界にいたら楽なんです。
会長と呼ばれる偉い人から、「あんたはこうしなさい」って決めてもらえるから
自分で考えなくて済む。
もし、言われた通りにして思うような結果が出なくても、「それはこういうお告げだよ」
って諭される。
「なるほど」と納得する。その繰り返し。
今思うと、脳みそまったく使ってなかったな~と思います。(笑)
未だに両親は信仰を続けています。
「人は信じたいものを信じるのよ」
最近観たドラマで言ってたな~。
信じることで救われるならそれでいいのかなって、一周回って思います。
(私はもう戻らないけど)
人生は人それぞれなんだなぁ。
長々と読んでいただきありがとうございます。